ヨガ指導者養成講座
2023.1.8
第3期指導者養成講座終了
去る11月27日第3期ギュット指導者養成講座修了式を開催しました。
残念ながら仕事で全員参加とはなりませんでしたが、欠席された方には私の思いも含めて「ヨガを伝えることとは何なのか」別の機会にしっかり伝えたいと思っています。
まずは卒業テストの解答から。
テストの採点について説明。
修了書をお渡しする前にモーリー(神と自分を結びつける聖紐)を卒業生一人ひとりに巻きました。
ここからキールタンまでは神聖な時間。
いよいよ修了書授与式。皆さん喜びを噛み締めていました。是非、自分を褒めてあげてください!
その間、この日アシスタントに入ってくれたEri先生がキールタン、レクリエーションに向けて装飾。
毎回協力してくれているEri先生。素晴らしい会になったのはEri先生の協力があったからこそ。本当に感謝してます。
一人ずつ養成講座の感想を発表してもらってから、フミエ先生のハルモニウムにのせてキールタン。発表する際、皆さん思い思いに講座を振り返りながら嗚咽泣き。皆さんの涙は養成講座に懸けてきた思いを物語っていました。
キールタンはヨガの求道者同士、思いを一つにして大いなる存在に「平和」を祈りました。
キールタンのあとは雑談タイム。Eri先生得意のメヘンディアートを1人ひとりに施して気分を盛り上げたり、ギーターカードを引いて今、自分に必要な言葉を受け取ったり、ちょっとした市販のお菓子や、Eri先生が作ってきたお菓子を食べながら交流を深め、みんなで楽しい時間を過ごしました。
会が一番盛り上がったところで、フミエ先生がインドの神様カードをプレゼント。
受講者の皆さんからサプライズ。お花やお菓子をいただきました。みんなありがとう!
最後は私から卒業生に。
ヨガの道は講座の修了証書をもらって終わりではなく、むしろここからがスタート。建物の安定は土台で決まるように、ヨガも基礎がとても重要です。養成講座の期間中は、まさに安定した土台を作る工程。今後も知識の習得と実習を重ね、そこから得たものを積み上げていくことがヨガを深めることになります。生き方こそが本当のヨガです。言うまでもなく、その研究対象は私たち自身。体という範囲を越えて内面を探るには、養成講座で学んだ理論や哲学をさらに深く理解し、探求の道具である体と心を正しく運用していかなくてはなりません。
体を曲げ伸ばし、背骨を捻り、時には忍耐を使って筋肉を強化し、呼吸で心を静め制御する。今回の講座と、これからの日々の実習で得た気づきを仕事や人生に活かしてもらうことはもちろん、家族や友人などの大切な人にも伝えてもらえると嬉しいです。