ヨガの効果
2024.3.17
古典ヨガのテクニック
この日はすべてのポーズで第一チャクラ、ムーラーダーラの覚醒に用いられるテクニックを使いました。ポーズを取ってから息を吐き切ったところで息をとめ、アシュウィニムドラー(肛門の引き上げ)サハジョーリームドラー(尿道の引き上げ)ケーチャリームドラー(舌を喉に巻き込むようにして奥に入れる)してから肛門、尿道を引き上げる緩めるを連続的に行いました。
ムーラダーラはクンダリニー(神聖なる宇宙エネルギー)が眠る大事なチャクラ。一番下にあるとはいえ、高次の意識へ至るための役割を担っている重要なチャクラです。
プラーナは求心的で上昇する性質がありますが、アパーナ(排泄を司るエネルギー)は遠心的で下降する性質があります。なのでアパーナを上昇させることによってエネルギーが外に出ていくことを防ぎます。
その他にも、ポーズが安定したり、骨盤底筋が強化されるなど、良いことづくめのテクニック。単に肛門を締めたり緩めたりするだけでも生命力は高まりますので、ご自宅でもやってみてください。
そこから吸う息で会陰、仙骨、臍裏、胸裏、喉裏、眉間奥、頭頂部の順に意識を向け、吐く息で逆の順番に意識を向けることでチャクラを活性化させます。チャクラは意識しないと活性化されません。
ギュットのヨガは単なる運動ではありません。エネルギーを扱います。おそらくフィットネスのヨガでは、このようなテクニックは使わないでしょう。(インストラクターに知識がない)
背骨から満ちたエネルギーは全身に分配され、細胞が元気になり、活力、生命力が漲り、肉体も精神も健康に。
ギュットで病気知らずの身体をつくりましょう!